M31、M45、馬頭星雲
東京都目黒区にお住まいの峰村建二様より、秋から冬の代表的な星雲・星団の画像をお送りいただきましたので、ご紹介します。
■共通データ/鏡筒タカハシ FC60CB+レデューサーC0.72× 焦点距離255mm/カメラ キヤノンEOS60Da LPSP2 焦点距離408mm相当/ユニテック SWAT-200による自動追尾、ドイツ式赤緯ユニット、微動回転ユニット/撮影地 山梨県清里/係でトリミングさせていただきました ●M31アンドロメダ大銀河/感度ISO1600 露出179秒 3枚をコンポジット
●M45すばる/感度ISO1600 露出119秒 3枚をコンポジット
●馬頭星雲/感度ISO1600 露出179秒 3枚をコンポジット
■コメント
11月6日から7日にかけて、清里へ遠征しました。6日は午後から曇り、7日は午後6時頃まで強い雨が断続的に降り、どうなるかと心配でしたが、その後の急速な天候の回復で、すばらしい透明度の星空が広がりました。ただ、強風に悩まされての撮影となりました。当初、ISO400~800で5分程度のたっぷり露光で5カットほどの撮影を予定しておりましたが、あまりの強風のためどうしてもブレが収まらず、感度を上げてISO1600で2~3分露出での撮影となりました。今回、新たに導入した微動回転ユニットは使い勝手がよく、天体導入に威力を発揮してくれました。
■係より
いつも、ありがとうございます。前回は都内での撮影でしたが、今回は光害を逃れて清里まで遠征されての撮影です。強風のため低感度での長時間露出は諦めざるを得ませんでしたが、それでもそれぞれの星雲・星団の魅力を充分に引き出していると思います。透明度がよかったせいか、アンドロメダ星雲の腕の部分や刷毛で掃いたようなすばるの散光星雲も、綺麗に写せています。いずれ低感度での長時間露出も試していただき、ぜひまたお送りいただければと思います。
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