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2014年11月27日 (木)

冬の多彩な星雲と星団

東京都目黒区にお住まいの峰村建二様より、SWAT-350と高橋FS-60CBによる作品をお送りいただきましたのでご紹介します。この60mmフローライトアポクロマートは、とてもシャープな星像で人気のある鏡筒です。今回、冬のハイライトともいえる星雲や星団を一気に撮影されました。

●共通データ
2014年11月20日 タカハシFS-60CB+レデューサーRD-C0.72× 合成焦点距離255mm キヤノン EOS 60Da SWAT-350による自動追尾

Ic2118 ●IC2118(魔女の横顔星雲)
ISO3200 露出150秒 10枚コンポジット

M42 ●M42(オリオン大星雲)
ISO3200 露出120秒 3枚、ISO2000 露出120秒 3枚、ISO1600 露出60秒 3枚、ISO1600 露出30秒 3枚、計12枚コンポジット

M45 ●M45(プレアデス星団)
ISO2000 露出120秒 9枚コンポジット

Ngc281 ●NGC281
ISO3200 露出120秒 10枚コンポジット

Ngc1499 ●NGC1499(カリフォルニア星雲)
ISO3200 露出120秒 9枚コンポジット

Ngc2174ic443m35 ●NGC2174、IC443、M35
ISO2000 露出130秒 8枚コンポジット

J ●IC2174(モンキー星雲)
ISO3200 露出120秒 9枚コンポジット

■コメント
11月20日、いつもの清里へ遠征しました。当日は甲府まで雨模様で、小淵沢から小海線に乗り、清里へ着いたときは、曇り空でした。半分、撮影もあきらめていましたが、20時頃から急速に雲が切れ、21時より撮影開始となりました。透明度は、微かに天の川が確認できるものの、シンチレーションの状態は悪く、星像は安定しません。そこで、今回はISO感度を高く設定し、露光時間を120秒ほどに抑えての撮影としました。撮影中、6時間ほどの間に10個の流星を確認しました。12月はふたご座、こぐま座流星群がありますので、カメラレンズで狙ってみたいと思っています。

■係より
怒濤の7作品です。清里に到着した時は生憎の曇り空、それがにわかに回復して、一晩でこれだけの撮影ができれば、満足度も大きいですね。焦点距離255mmでの作品となりますが、冬はこれくらいの焦点距離に適した撮影対象も多くて、一晩中楽しめます。ただ、一晩でこれだけ対象をこなすのは、短時間露出でも充分に写せるデジカメの進歩のおかげもありまりが、あらかじめ綿密に撮影計画を立てていた賜物と思います。SWAT-350によるノータッチ追尾ですが、どの作品もガイドミスもなく完全な点像になっています。SWATの追尾精度の高さからすれば当然ですが、三脚や雲台などの強度不足で流れてしまうことも多く、峰村様はこのあたりの不安要因も完全に排除できているようです。またのご応募、お待ちしております。ありがとうございました。

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