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2015年2月23日 (月)

マルカリアンの銀河鎖とケンタウルスA、オメガ星団

和歌山市にお住まいの福田将之様より、おとめ座銀河団マルカリアンの銀河鎖とケンタウルス座A電波銀河、オメガ星団の画像をお送りいただきましたので、ご紹介します。

150220marcarian45ed2x6iiso1600150se●おとめ座銀河団 マルカリアンの銀河鎖
2015年2月20日 BORG45EDⅡ + Reducer×0.66DGT キヤノン EOS KissX6i 改 + IDAS HEUIB-Ⅱ EOS MFA 150秒×30 + 60秒×8 ISO1600 SWAT-200 のかみふれあい公園(和歌山県)

■コメント
マルカリアンの銀河鎖周辺の銀河群をBORG 45EDⅡとキヤノン EOS Kiss X6i改で撮りました。カメラファインダーでの手動導入は淡い対象では厳しいものがありますが、ドイツ式ユニットがあると星の並びで見当を付けた方向にピタリと止めることが出来ますので、かなり緩和されます。

150220omega45ed2x6iiso1600150sec602 ●ケンタウスルA電波銀河とオメガ星団
2015年2月20日 BORG45EDⅡ+ Reducer×0.66DGT キヤノン EOS KissX6i改 + IDAS HEUIB-Ⅱ EOS MFA 150秒×6 ISO1600 SWAT-200 のかみふれあい公園(和歌山県)

■コメント
ケンタウルスAもオメガ星団もふれあい公園だとかなり厳しい低さ、鏡筒はほぼ横倒しです。駐車場周りの桜の枝が邪魔で6枚しかまともに撮れませんでしたが、枝の写り込みを免れたその6枚とも精度良く追尾してくれていて、45EDⅡのシャープさとも相まってオメガ星団の細かい星もちゃんと分離して写っているのには助かりました。

■係より
いつもご投稿いただき、ありがとうございます。今回は春を感じさせるおとめ座銀団と南の低空で撮影が難しいケンタウルス座Aとオメガ星団を狙ってきただきました。いずれの画像も口径45mm焦点距離325mmのボーグ45EDⅡにレデューサー0.66×を併用して焦点距離215mmF4.8というスペックになります。
おとめ座からかみのけ座にかけてのエリアには、おびただしい数の系外銀河が観察できます。その中でもひときわ賑やかなのが、マルカリアンの銀河鎖と呼ばれるおとめ座の銀河団です。まさに鎖のように銀河が連なっている様は見事というよりほかありません。それにしてもいくつ銀河が写ってるのでしょうか…
ケンタウルス座A電波星雲は強い電波を発していることで有名な楕円銀河です。そしてそのすぐ南にオメガ星団と呼ばれる巨大な球状星団があります。星団の中心付近まで星が分離していて見事です。これらの天体は、日本からは南の空かなり低く、なかなか好条件で撮影できない対象でもあります。45mmという小口径ではありますが、EDアポクロマートの性能をフルに引き出した作品に仕上がりました。ぜひまたご投稿お願いします。

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