冬の銀河と黄道光
愛知県春日井市のHUQ様より、このシルバーウィークに香川で撮影した作品「冬の銀河と黄道光」をお送りいただきましたので、早速ご紹介します。反転画像は星雲星団の位置を示すために係が作りました。
●冬の銀河と黄道光
ニコン D810A + TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD 露出5分×1枚,4分×6枚をコンポジット SWAT-350によるノータッチガイド
■コメント
今回の香川は羊雲といわし雲の通過が多く、あまり良い写真は撮れませんでした。f=15mm F4.0 で撮りましたが、周辺星像が放射状に長く尾を引きます。F5.6 まで絞っても、円周方向に若干細くなるだけで、放射方向のコマはあまり減りません。また、前玉がデカくて前に飛び出しているため、フードギリギリのところをヒーターで加熱しても、中央付近が結露してしまいます。2~3分毎にブロアで吹きまくって撮りました。やはり、ニコン AF-S 14-28mm f/2.8G のほうが良いと感じました。個体差もあるのかもしれませんが…
■係より
いつもご投稿いただき、ありがとうございます。今回はタムロンの超広角15mmレンズにて、冬の天の川を狙っていただきました。ニコン810Aの威力で赤い星雲がとてもよく写し出されていますね。冬のハイライトを網羅しているような素晴らしい広角画像です。ぜひ個別に狙ってみたい有名な星雲や星団を反転画像で示しました。ぜひまたご投稿ください。
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