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2015年10月19日 (月)

SWAT-350オートガイドによる星野撮影。

前回に続いて、愛知県春日井市のHUQ様より、SWAT-350オートガイドで撮影した星雲や銀河の作品をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 

Orion_2_2

●1300光年の彼方
タカハシ FS-60CB+レデューサー(f=255mm F4.3) ニコンD810A ISO1600 16分×10枚+8分×3枚+1分×1枚コンポジット SWAT-350 + higlasi-3B による2軸オートガイド

■コメント
いくつもの新機材・新ソフトを投入し、ぶっつけ本番のポタ赤2軸オートガイドで撮影した、最初の被写体です。ポタ赤2軸オートガイドが実現して、安心して寝ながら撮り続けることができるようになりました。
 

M27

●M27亜鈴状星雲
タカハシ FS-60CB+フラットナー (f=374mm F6.2) ニコン D810A ISO1600 10~96秒 6枚コンポジット 2軸オートガイド、トリミングあり

■コメント
この写真を撮っていた時点ではまだ、PHD2の赤緯ガイドパラメータの意味掴み切れておらず、失敗の連続でした。そのため Deflexire3 で16分露出や20分露出を掛けてみたのですが、寝惚けた頭でガイダーのモジュラーコネクタを繋ぎ忘れ、長時間露出のコマはすべて流れてしまいました。この写真は、位置決め試写のつもりで撮ったものの廃品利用です。今後、f=600mm F10 でリベンジしたい対象です。
 

M33_2

●M33
タカハシ FS-60CB+フラットナー(f=374mm F6.2) ニコン D810A ISO1600 81秒+72秒+376秒+752秒+1200秒 各1枚コンポジット SWAT-350 + higlasi-3B による2軸オートガイド

■コメント
この時間帯になってようやく頭がスッキリし始め、繋ぎ忘れのコネクタ類も繋ぎ終え、PHD2 赤緯パラメータも把握でき、さぁ長時間ガイド開始だ!…というところで、M33 は高松市の光害の影響下の空域へ…。そんなわけで中途半端な露出ばかりの加算コンポジットとなり、ノイズ除去もあまり効果が得られませんでした。露出時間がどれも中途半端過ぎて、温度ごとのダークライブラリも活用できず。そんなわけでダーク減算もフラット処理もやってない、手抜き画像です。

■係より
いつも、ありがとうございます。今回も見事な作品ばかりで、正直ポータブル赤道儀で撮影したとは思えないような出来栄えにビックリしています。オリオン座の三つ星周辺の作品では、周辺の分子雲まで描画されていて、あまりの美しさにため息しか出ません。フィルム時代では馬頭星雲とオリオン星雲を写すのが精一杯でしたが、こんなにモヤモヤした分子雲が写るようになるとは夢のようです。M27とM33も素晴らしくて、特にM33は腕の構造がよくわかります。
2軸オートガイド化されて、ますます長時間露光が可能になりましたから、作品も今後ますますグレードアプしそうですね。これからもよろしくお願いします。

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