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2016年8月12日 (金)

石垣島の天の川。

愛知県春日井市のHUQ様から、石垣島で撮った天の川をお送りいただきましたので、ご紹介します。
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●天の川銀河中心部
2016年7月31日0時35分~47分 ニコン AF-S 58mm f/1.4G F2.8相当+HEUIB-IIフィルター+天文改造α7S ISO6400 30秒露出×22枚コンポジット SWAT-200にてノータッチガイド 撮影地 沖縄県石垣島
 
■コメント
7月29日~8月6日 にかけて石垣島と波照間島へ行ってきました。ずっと晴れていたにもかかわらず、家族サービスに忙殺され写真は二晩しか撮れませんでしたが、宿泊した民宿のお客さんや子供達と共に、α7Sを使ってリアルタイム天の川下りを愉しんだのは良い思い出となりました。望遠で撮ったものが使い物になるかどうか、まだ確認できていませんが、とりあえずニッコール AS-F 58mm f/1.4G(F2.8程度)+ HEUIB-II + 天文改造α7S にて石垣島で撮った「天の川銀河中心部」をお送りします。このカットを撮り終えた後、東の空に発生した雷雲がどんどん育ってきて怯えていたところを、FB繋がりの星仲間に緊急救出していただいて助かりました。(^^; 今回の八重山行きで得た数少ない成果物で、どう料理しようか色々考えましたが、結局殆ど弄らず、素のまま処理するのがベストという結論に至りました。空が良いと殆どカブリ補正をする必要が無いのが楽ですね。ピクセル等倍版は、下のURLの写真部分をクリックしてご覧になってください。各種星雲がそれなりの大きさに写っていて、Google Map 的な見方をすると楽しいです。
http://photohito.com/photo/5886753/
 
■係より
ちょっと早めの夏休みを南国で過ごされたHUQ様の作品です。さすが石垣島、さそりの尻尾あたりまで、コントラストよく写せていますね。天の川中心部の暗黒帯に浮かぶ赤い散光星雲の位置もよくわかります。先日掲載した上村様の作品と一部重なって、さらに南の部分が写っていますので、比べてみると面白いです。それから番外編として、SWAT-350で固定撮影?の作品もコメント付きで下に掲載いたします。ご投稿ありがとうございました。またよろしくお願いします。
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●はくちょう座~ケフェウス座の天の川
2016年7月30日0時52分~1時44分 ニコン AF-S 58mm f/1.4G F2.8相当+HEUIB-IIフィルター+天文改造α7S ISO6400 30秒露出×75枚コンポジット SWAT-350に搭載…しかし赤経軸回転無し。よって固定撮影 撮影地 沖縄県石垣島
 
■コメント
気合いを入れて75コマ撮影後に確認してみると「全コマ星が流れてる!」という異常事態。「星が見えすぎて、極軸合わせで北極星を間違えたのか??」と思ったのですが…、全コマ比較明合成したところ(下の画像)、回転中心は完全に天の北極方向です。まず間違いなく、SWAT-350 の「電源入れ忘れ」でしょう。そんなわけで、この原画を33%程度に縮小すれば「なんとか見れないことも無い…」という大失敗です。(泣) 皆さんも「電源の入れ忘れ」には、充分ご注意ください。電源が入っていても、リモコンを繋いだ状態で、リモコンを 2×モードとし、ロータリースイッチを EAST にしている場合も、回転が停止します。なお、固定撮影で長い時間掛けて撮った写真を、星位置で合わせてコンポジットすると、通常、四隅の星が放射状に長く伸びてしまい、星像が点状になるのは中央付近のごく狭い領域だけとなります。しかし、天体画像処理ソフト PixInsightのコンポジットではモーフィング的な処理を行ってくれるようで、固定撮影で48分間に渡って撮ったものを合成しても、このようにかなり良い精度で四隅まで星像を保ってくれます。星景写真家には心強いソフトですね。
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う~ん、見事な日周運動です。

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