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2016年9月 3日 (土)

アンタレス周辺とはくちょう座の散光星雲。

横浜市にお住まいの蒼月様より、夏の人気エリア三題をお送りいただきましたのでご紹介します。
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●アンタレス周辺
2016年6月2日、2016年8月31日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ(288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出360秒×12枚+30秒×12枚+180秒10枚(HDR合成) SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 富士見高原スキー場
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●北アメリカ星雲とペリカン星雲
2016年8月31日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ(288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出240秒×11枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 富士見高原スキー場
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●サドル周辺
2016年8月31日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ(288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出300秒×11枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 富士見高原スキー場
 
■コメント
8月末日、久々のお天気に恵まれたので、ストレス発散のため、平日にもかかわらず富士見高原スキー場まで弾丸遠征しました。当日の同地は風がやや強く、ウルトラライトダウンを着てもガタガタ震えながら撮影する破目になりました。秋はそこまで近づいているようです。
さて、最初のターゲットは、既にシーズンが終わったアンタレス周辺です。本当はこの写野の中に火星を収めたかったのですが、天候不順が続く間に火星さんはここを通り過ぎてしまいました(涙)。悔しかったので、少しだけ撮り増しして、梅雨前に撮影していた分と合わせて再処理しました。不自然なほどに派手な色彩と星像のシャープさにこだわりました。球状星団M4が中心部まで分解できたので、とりあえずこれで良しとして、来年までお別れです。
次のターゲットは白鳥座。デネブ近くの北アメリカ星雲周辺と、サドル周辺の星雲です。どちらも赤い星雲ですが、同じ赤ではないところが面白いですね。北アメリカ星雲は青い光も強く出していてグラデーションが美しいのに対して、サドル周辺は一目でわかるほど赤い領域です。この2枚の画像も隅の一部が重なっているのですが、周辺をもっと撮影して、モザイク合成したい領域ですね。
 
■係より
いつもご投稿いただき、ありがとうございます。アンタレス周辺は以前ご投稿いただいた画像に31日撮った画像を追加して仕上げた作品です。散光星雲が一段と滑らかになって、暗黒星雲とのコントラストが見事です。あえて彩度を強調して、派手になるようにしてみたとこのとですが、ため息が出るほど美しいです。北アメリカ星雲とサドル付近は人気のHαエリアです。こちらは逆に彩度を抑えたナチュラルな処理で、星雲の微妙な濃淡を捉えました。夏も終わりが近づいてきましたね。秋も魅力の天体が目白押しですので、撮影したら、ぜひまたご投稿お願いします。

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