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2016年12月29日 (木)

オリオン座モザイク合成。

東京都八王子市の関原謙介様より、オリオン座をモザイク合成した力作をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Orion_northOrion_south

●オリオン座
2016年11月3、5、29日、12月25日 AI AFニッコール180mm F2.8D 絞り開放 ニコン D810A IDAS LPS-D1フィルター使用 ISO2000 120秒露出×20~30枚をStellaImage7でコンポジットした8区画をモザイク合成 ニコンキャプチャーNX2にて画像処理 SWAT-350にてノータッチガイド 撮影地 静岡県西伊豆町、山梨県甲州市 画像の合成はautostitchとphotoshopのphotomergeを使用
※解像度を活かすために係が画像を上下二枚に分割して掲載しました。上下それぞれクリックすると大きく表示されます。
 
■コメント
11月初旬の新月期から取り始めた画像を用いてオリオン座のモザイク合成を試みました。とは言っても適当に見当を付けた位置で撮影を行ったので、重複の大きな部分や足りない部分が出てきてしまいました。各画像の色調合わせも難しく、色調がズレてしまっている部分も有りますし、左右の余白も計算に入れてなかったため、合成後が細長い画像になってしまいました。さらに合成の副作用か星像の周囲に影が出来てしまった部分も有ります。(ですので、あまり拡大して細部を見ないでください(笑)) また、オリオン座の上部を撮影したのは12月25日で、うす雲が取りきれず、上部の2つの星(ベテルギウスともう1つ)は滲んでしまいました。などなど、モザイク合成はけっこう難しいということがよく理解できました。しかし、何枚もの画像を合成する事で星像が非常に細かくなるのは大きな魅力ですね。最後に皆様にとって来年もよい年でありますようお祈り致します。
 
■係より
なんとも立派なオリオン座ですね。この大迫力はモザイクの威力といっていいです。画像処理の苦労も多いですが、仕上がったときの喜びもひとしおですね。赤い散光星雲や分子雲も自然に描き出されています。特にオリオン大星雲からバーナードループにかけての分子雲は微妙な濃淡まで表現されていて見事です。また、モザイクの効果もあって、星像が一段とシャープになっていて見応えがあります。ご投稿、ありがとうございました。ぜひまたお送りください。

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