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2016年12月 4日 (日)

SWAT-200によるIC405(勾玉星雲)周辺。

横浜市にお住まいの蒼月様より、SWAT-200による「IC405(勾玉星雲)周辺」の作品を送りいただきましたのでご紹介します。
 Photo●IC405(勾玉星雲)周辺
2016年12月2日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ(288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出300秒×21枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 朝霧アリーナ
 
■コメント
朝霧高原は夜10時くらいから快晴に恵まれ、撮影を開始しましたが、途中でSWATの電池が切れたことに気付かずに暫く固定撮影をしてしまったり、三脚を蹴って極軸を狂わせたり(しかも2度)と、初心者にやってはいけないと教え聞かせることを一晩であらましやってしまいました(笑)。おかげで枚数が稼げないうえに、風が若干強くてぶれたのを修正処理したため、星雲の細かい模様まで精細に描写することはできませんでした。しかし、ぎょしゃ座のカペラからちょうど真南にあたるこの領域は、多くの星雲と星団が色彩豊かに輝いていて、冬の夜空の中でもオリオン座中心部に匹敵する美しさだと思います。是非多くの方に、自分のカメラに収めていただきたい領域ですね。
 
■係より
この日は金曜日の夜とあって、多くの天文ファンが撮影に繰り出したようです。私も房総へ出掛けましたが、他にも天文ファンの方がおみえになって、撮影を楽しんでいらっしゃいました。さて、今回お送りいただいたのは、将棋の駒の形をしたぎょしゃ座の下の方に広がる散光星雲です。カラフルで美しい領域を見事に捉えています。右下には分子雲も写っていますね。中央やや右の勾玉のような形をした大きな星雲がIC405勾玉星雲、左がIC410、その左上がIC417、上辺の散開星団がM38です。この領域は天の川の中なので、撮影対象が豊富です。ぎょしゃ座の美しい形はもちろん、周辺には、すばる、ヒアデス、ふたご座、オリオン座と冬のネオン街(笑)ですから、広角から望遠までたっぷり楽しめますね。それから、電池切れ。私も時々やってしまうので、気をつけてますが、事前にテスターで電圧を測って、7.5V(付属電池ケース9V用の時)以下の場合は数時間で切れるので、撮影には使わないようにしてます。弱った電池は月面撮影やセットアップ時の慣らし運転用にしてます。電池が切れる直前にはLEDが薄暗くなるので、明るさをこまめにチェックするとよいかもしれません。大事な遠征の時には、電源の心配がないように新品電池で臨むのがお勧めです。
晴れる日が増えてきました。冬の魅力ある天体を、ぜひまたお送りください。お待ちしています。このたびはどうもありがとうございました。

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