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2016年12月 9日 (金)

SWAT-350ノータッチによる大マゼラン。

ユニテックと提携関係にある株式会社輝星の代表、高槻幸弘さんから「大マゼラン」の画像をお送りいただきましたので、ご紹介いたします。
 Photo

●大マゼラン
撮影レンズ オリンパス100mm F2(絞りF4) キヤノン EOS Kiss X5 ISO1600 6分露出×6枚コンポジット キヤノン EOS Kiss DigitalX(IR改造) ISO1600 6分露出×5枚コンポジット キヤノン EOS Kiss DigitalX(IR改造)にHα干渉フィルター(天文ガイド製半値幅20nm) 絞りF2.8 7分露出×4枚コンポジット Photoshopで画像合成と強調処理  SWAT-350+自由雲台でノータッチガイド 撮影地 オーストラリア ゴールドコースト
 
■コメント
ポータブル赤道儀SWAT-300/350と弊社のJILVA-170は、1台ずつ実際の星でPモーションのテストを行なって合格品のみを出荷しています。ウォームホイールは高性能なギヤを外注で作るのは難しいので、特殊な手法で自社生産してウォームネジとの摺合せも時間をかけて慎重に行なっています。これにより高性能なポタ赤を安価に安定供給できます。
この度は南半球(ウォームホイールが逆回転する)でも、北半球と同じ精度が出るかどうかの2回めテストで、オーストラリアのゴールドコーストに遠征しました。様々なテストを行なった後で、趣味の鑑賞写真として大マゼラン雲を試写してみました。南半球での極軸設置は、アケルナルとカノープスで極望の時角を合せ、はちぶんぎ座σ星の周囲の台形を形成する星で微修正できるので、むしろ北半球よりも精密に行なえます。大マゼラン雲近傍のタランチュラ星雲などは、Hαの赤色光に加えてHβの緑色光が強く、赤味が明瞭に写りにくいので、ノーマルカメラで撮影した画像に天文改造カメラの画像を加え、さらにHαフィルターで撮影した画像も加えて、Hαの赤色を強調しています。

ホームページ http://www.ne.jp/asahi/sky/bird/index.html
ブログ(星爺から若人へ) http://tentai.asablo.jp/blog/
 
■係より
高槻さんとは天文ガイド編集部にいらしたときからですから、もう30年以上のお付き合いになります。SWATの製造においても、心臓部であるギアまわりの組み立て調整をお願いしています。普段、ご自身で天体撮影をするこもないようですけど、休暇を兼ねて出掛けたオーストラリアで、SWATによる撮影を楽しまれたようです。SWAT関係者ですが、ユーザーさんの作例コーナーで紹介させていただきます。画像については、さすがによく写っていますね。とても美しい仕上がりです。

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