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2017年1月 2日 (月)

IC348とNGC1333周辺。

横浜市にお住まいの蒼月様より、SWAT-200による「ペルセウス座のIC348とNGC1333周辺」を送りいただきましたのでご紹介します。2017年の記念すべき当コーナー第一作です。
 Ic348ngc1333

●IC348とNGC1333周辺
2016年12月29日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ(288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 露出300秒×29枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 朝霧アリーナ
 
■コメント
この年末年始は比較的天気に恵まれました。多くの方が写真撮影や観望を楽しまれたことでしょう。私も29日に朝霧高原で撮り納めをしてきました。撮影したのは、ペルセウス座のIC348とNGC1333周辺の「分子雲もくもくエリア」で、多くの天文ファンに人気のエリアです。11月に投稿させていただいた「すばる」の北7度ほどに位置する領域で、間にあと1パネルあればモザイクで繋がるので、いつかそれを狙ってみようかとも思っています。また、写真はありませんが、今回の遠征から、SWAT-200は乾電池ではなくUBSケーブル(9Vに昇圧)で給電するようにしたので、撮影途中での電池切れの心配から解放されたほか、オートガイドとカメラ制御用の小型ノートPCを無線LAN接続するようにしたため、車の中から操作ならびに監視できるようになって快適です。なお、この作例を含め、昨年一年間の作例をこちら(https://www.flickr.com/photos/bluemoonlife/)にまとめてあります。カメラやレンズに違いはあっても、すべてSWAT-200に搭載して撮影したものです。今後、さらに高性能・高機能で、それでいて軽い新機種が出ない限り、しばらくは引き続いて愛用することになりそうです。
 
■係より
なんとも見事なモクモク分子雲で、今年の作例コーナーもスタートです。この分子雲エリアはおうし座のすばるとペルセウス座のカリフォルニア星雲の間にあって、ちょうど両星座の境界付近に広がっています。左寄りの明るい星がペルセウス座のο星です。そのすぐ南(ο星の下)に位置する小型の散開星団がIC348です。星団の中の反射星雲はIC1985という別の番号がつけられています。NGC1333は画面中央やや右に青く小さい反射星雲です。両天体をつなぐように分子雲が広がり、一部に赤い散光星雲もあるので、とてもカラフルで美しいエリアです。ぜひモザイクですばるとつなげて、分子雲の全貌を捉えてください。ご投稿、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

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