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2017年3月 4日 (土)

アンタレス周辺とかもめ星雲。

東京都八王子市の関原謙介様より、「アンタレス周辺」と「かもめ星雲」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Antares

●アンタレス周辺の散光・反射星雲
2017年2月26日 コーワプロミナー500+TX07(合成焦点距離350mm/F4) ニコン D810A IDAS HEUIB-IIフィルター使用 ISO1100 80秒露出×32枚をStellaImage7でコンポジット ニコンキャプチャーNX2およびNik Collectionにて画像処理 SWAT-350にてノータッチガイド 撮影地 静岡県松崎町
 Seagull

●かもめ星雲
2017年2月21日 コーワプロミナー500+TX07(合成焦点距離350mm/F4) ニコン D810A IDAS HEUIB-IIフィルター使用 ISO1600 100秒露出×37枚をStellaImage7でコンポジット ニコンキャプチャーNX2にて画像処理 SWAT-350にてノータッチガイド 撮影地 山梨県清里高原
 
■コメント
「アンタレス周辺の散光・反射星雲」は夜明け前に昇って来たさそり座を狙ったものです。この日は日没の薄明が終わる頃から風が強くなり、一晩中吹き荒れ、3時頃にやっと静かになりました。この写真は、その後から夜明けまで、出来るだけ枚数を稼ごうと連写したものです。なんとか1時間弱の露出時間を稼ぐ事が出来ました。この季節にアンタレスが撮れたのですから、強風の中を待ち続けた甲斐がありました。「かもめ星雲」は暗い空を求めて清里まで遠征して撮影したものです。と言っても、夜半過ぎにうす雲が出てきてしまい撮影枚数を稼げませんでした。この日は気温-10度。とにかく寒かったです。
 
■係より
夏の「アンタレス周辺」と冬の「かもめ星雲(わし星雲)」を一緒にお送りいただきました。作例は撮影日が5日ほど違いますけど、一晩で冬と夏が同時に楽しめる季節なんですね。アンタレスは上の画像の中心に輝くさそり座の一等星です。この周辺はとてもカラフルで美しい領域として人気がありますね。赤、青、黄色が入り交じり、ため息しか出ない美しさです。アンタレスの右上の小さな球状星団がNGC6144。右端の巨大な球状星団がM4です。上の方には暗黒星雲が複雑に入り組んでいる様子も捉えました。ISO1100の32枚コンポジットでノイズを抑え、豊かな階調に仕上がりました。かもめ星雲はシリウスとプロキオンを結ぶ直線の1/3くらいのシリウス寄りにあります。大きな星雲なので、200mmクラスの望遠でも充分に楽しめる天体です。赤い散光星雲の広がりを強調した見応えのある作品に仕上がっています。氷点下10℃ですから、冷却カメラ並の性能ですね。いつもご投稿いただき、ありがとうございます。ぜひまたお送りください。お待ちしております。

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