« 光害地で撮るバラ星雲。 | トップページ | アンタレス周辺とかもめ星雲。 »

2017年3月 3日 (金)

コーン星雲周辺。

横浜市にお住まいの蒼月様より、SWAT-200による「コーン星雲周辺」を送りいただきましたのでご紹介します。
 Cone

●コーン星雲周辺
2017年2月25日 ボーグ 71FL+レデューサー0.72×DGQ(288mm, F4.1) キヤノン EOS 6D(SEO-SP4改造) ISO3200 270秒露出×22枚コンポジット SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド) 撮影地 朝霧アリーナ
 
■コメント
前回、強風で思い通りの写真が撮れなかったコーン星雲からバラ星雲までの領域のリベンジを果たしに、先週末、同じ朝霧アリーナに遠征してきました。この時期、冬の天の川は、薄明が終わる頃にはほぼ南中し、日付が変わる頃には西に大きく傾いてしまいます。それまでに2パネル撮るのはタイムトライアルのようなものですが、この日の朝霧は21時過ぎまで薄雲に邪魔されてしまい、まともに撮れたのはコーン星雲周辺のみとなってしまいました。とはいえ、この日の朝霧は風が穏やかで、前回よりも丸くシャープな星像を得ることができたので、今シーズンはこれで満足することにします。より高解像度な画像はこちら(https://flic.kr/p/SpFvwA)からご覧いただけます。赤いコーン星雲と青いIC2169に黄色い星々が入り混じって、非常に美しい領域ですね。さて、これからは、撮ってもお皿は貰えない「春の銀河祭り」(笑)が本格化します。短焦点で写せるものは限られ、寂しい季節ですが、幾つか狙っている対象があるので、マイペースで楽しんでいきたいと思います。
 
■係より
コーン星雲&クリスマスツリー星団からバラ星雲にかけては、中望遠くらいから楽しめる人気エリアですが、焦点距離300mmクラスになるとバラ星雲までは同時に撮影できません。蒼月さんもそのあたりは計算されていて、2パネルのモザイクで挑みましたが、バラ星雲は薄雲に阻まれてしまいました。ただ、コーン星雲の出来は素晴らしく、カラフルな美しさは息を飲むほどです。天の川の中とあって背景には星が敷き詰められています。星の色も残っていて、画像処理のレベルの高さを感じさせますね。今からバラ星雲との結合が楽しみです。そして「春の銀河まつり」が開催中とあって、蒼月さんもどこか狙っているようですね。縦から横から正面から、すてきな渦巻き柄のお皿をお願いします。(笑) ご投稿ありがとうございました。

« 光害地で撮るバラ星雲。 | トップページ | アンタレス周辺とかもめ星雲。 »

作例写真」カテゴリの記事