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2017年8月

2017年8月25日 (金)

夏の球状星団。

大分県佐伯市にお住まいの志賀本昌様より、夏の球状星団三態をお送りいただきましたので、早速ご紹介いたします。自宅ベランダからSWAT-350+シグマ600mm望遠で撮影されました。
 M131

●M13
2017年8月24日21時08分~21時50分 シグマ 150-600mm F5-F6.3 600mm 絞りF7.1 キヤノン EOS KissX 7i(IR改造) ISO不明 露出3分×14枚コンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 M41

●M4
2017年8月24日19時50分~20時40分 シグマ 150-600mm F5-F6.3 600mm 絞りF7.1 キヤノン EOS KissX 7i(IR改造) ISO不明 露出3分×14枚コンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 M221

●M22
2017年8月24日20時18分~21時00分 シグマ 150-600mm F5-F6.3 600mm 絞りF7.1 キヤノン EOS KissX 7i(IR改造) ISO不明 露出3分×10枚コンポジット SWAT-350+M-GENによる一軸オートガイド 撮影地 大分県佐伯市
 
■コメント
ご無沙汰しております。4月に肺炎で重篤な時もあったり、この7月中旬には心臓弁膜症で心臓手術を行ったりして長い事天体写真から遠ざかっていました。心臓手術も順調に回復しているので またシグマの150-600ミリズームで天体写真に挑戦してみましたのでご笑覧ください。天気も晴れていても薄雲や靄でいいときは無いのですが、あまり球状星団は撮る人が少ないようなので代表的な球状星団を600ミリで撮ったのをお送りします。M-GENも使ってみましたが M22の時はガイド失敗だったようです。撮影場所は自宅ベランダからです。機材はいずれも、SWAT-350と600ミリズーム、カメラはキャノンX7iです。画像加工はほとんどしていません。
 
■係より
体調を崩されていたとのことで、どうぞご無理をなさらないようにご自愛ください。さて、今回は球状星団三態をお送りいただきました。いずれも見応えのある大型のものばかりです。球状星団は15cm以上の望遠鏡で少し高めの倍率で見ると、ボール状に集まる星が分離して見えて、とても見応えがあるのですが、小口径ではモヤッとしているだけでイマイチな感じです。でも写真で撮るときれいに分離して写るので、迫力があって面白い対象なのですが、仰る通りあまり撮る人はいないようです。ヘルクレス座のM13は北天最大最美といわれるだけあって、迫力のある姿をしています。さそり座のM4はアンタレスの近くで見つけやすい球状星団です。すぐ左上(北東)にNGC6144という小型の球状星団があるので、比べると面白いです。アンタレスの回りの黄色い散光星雲も写り始めていますね。そして、いて座のM22ですが、これもとても巨大でM13に勝るとも劣らぬ迫力です。写すと天の川の中にあるので星だらけになります。ちょっとマイナーですが、いて座にはM55という密集度が低いまばらな球状星団もありますが、これがけっこう大きいので、写すと面白いですよ。ぜひ狙ってみてください。ご投稿ありがとうございました。ぜひまたお送りください。

2017年8月20日 (日)

シグマ135mm F1.8 Artによるサドル付近。

東京都八王子市の上村裕様より、シグマの最新Artレンズ、135mm F1.8による「サドル付近」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Photo_2

●サドル付近
2017年8月19日22時12分~ シグマ 135mm F1.8 DG HSM Art 絞り開放 キヤノン EOS 6D(HKIR改造) ISO1600 90秒露出×7枚コンポジット Photoshopで画像処理 SWAT-350ノータッチ追尾 千葉県南房総市
 
■コメント
シグマ 135mm F1.8 DG HSM | Art を使って、はくちょう座のサドル付近を撮影しました。テストを兼ねていたので、あえて絞り開放で撮影しています。評判通り、過去発売されたArtラインの中でもトップクラスの描写力で、最周辺の星像は絞り開放とは思えないほどでした。コンポジット前の一枚をストレート現像し、右下をピクセル等倍で切り出した画像もお送りします。細かく見れば、最周辺より少し内側付近で若干歪な星像となるところもあり、実際は少しだけ絞ってやった方が良さそうです。20枚ほど撮影しましたが、部分的に雲が入っていたので、最終的に7枚となりました。快晴の夜が待ち遠しいです。
 
■係より
最新のシグマArtレンズでの作品です。テストを兼ねて、あえて絞り開放で撮影していますが、周辺星像も上等で、開放でもかなりハイレベルなことがわかります。最周辺のピクセル等倍切り出しもお送りいただいたので、下に掲載します。フルサイズ最周辺の開放でこの星像なら積極的に使っていけそうなレベルですね。さて、はくちょう座のサドル付近も北アメリカ星雲付近と並んで赤い散光星雲が広がるエリアです。天の川に沿って、かなり大きく広がっていますので、中望遠程度でも充分楽しめます。この夏、晴れたらぜひ狙ってみたい対象です。ご投稿、ありがとうございました。ぜひまたお送りください。
 Crop_2

これが最周辺?と思わせるような素晴らしい星像です。高価なレンズですが、その価値は充分ありそうです。

2017年8月16日 (水)

夏の大三角とペルセウス座流星群。

大阪府富田林市にお住まいのSI様より、「夏の大三角とペルセウス座流星群」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 Photo
Photo_2

●夏の大三角とペルセウス座流星群
2017年8月12日21時51分 シグマ 24mm F1.4 DG HSM Art 絞りF2 プロソフトンA(W)フィルター使用 ニコン D810A ISO3200 30秒露出 SWAT-200によるノータッチ追尾 和歌山県で撮影
 
■コメント
久しぶりに作例写真を投稿いたします。今年のペルセウス座流星群は月に恵まれず残念でしたが、極大前の2時間で6個ほどの流星を見ることができました。写真では右上にかろうじて明るい流星をとらえることができました。
 
■係より
どうも今年の夏もひどい天候不順で、関東地方にいたっては梅雨明け後もろくに晴れてくれません。そんなことで作例写真のご投稿もパタッと途絶えてしまって寂しい限りでしたが、久しぶりに大阪のSI様から、今年のペルセ群をお送りいただけました。生憎の月齢でしたが、星空が楽しめただけでも羨ましいです。作例はシグマの24mm Artで夏の大三角を狙ったものですが、緑色の流星がかろうじて画角を横切ってくれてラッキーでした。このエリアも夏のハイライトといえるほど魅力のある天体の宝庫で、はくちょう座の北アメリカから、ケフェウス座のIC1396、そしてカシオペヤ座へと大型の散光星雲が続いています。天の川もけっこう濃いので見応えがあります。月が大きくても、ここまで素晴らしい作品に仕上げられるのはSI様の技術の高さですね。どうもありがとうございました。ぜひまたお送りください。

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