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2019年12月16日 (月)

Sh2-278付近。

愛媛県にお住まいの山田浩之様より、オリオン座の「Sh2-278付近」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 
191201s
●Sh2-278付近
2019年12月1日01時14分~ ニコン Ai-S 180/F2.8 ED 絞りF4 ニコン D7200(フィルター換装) 1.3×クロップ ISO2500 露出240秒×40枚コンポジット SWAT-310V-specによるノータッチ追尾 DNG変換→Adobe DNG Converter ダーク・フラット→RStacker 現像→dcraw スタック→DeepSkyStacker 調整→Capture NX2等 撮影地 愛媛県砥部町
 
■コメント
この対象はあまり作例がありませんので、自分の処理に妥当性があるのかどうか悩ましいところです。ヒストグラムを見てみるとBが強いのですが、他の方の作例を見ても同様の傾向でした。これはすぐ南にあるリゲルの影響とのことです。Sh2-278の周辺から北側にかけて漂う、青白色というか青灰色の星雲は、LBNのナンバーが入っているようです。Bright Nebula ということですが割と淡い対象です。スタック終了後の画像はDSSのパラメータの影響もあり、ほぼモノクロ画像のような状態でしたが、ImageJで閾値を調整して確認してみると、データの取得はできていました。とはいうもののこの状態まで強調すると、ややノイジーな傾向があります。今回は南中過ぎから撮影を開始したため、スケジュールの中盤以降、高度が低くなるにつれ画像のS/Nが悪化しました。当地の南半分は光害の影響はさほど大きくないのですが、低空だと大気減光や諸々の散乱等は無視できないですね。DSSのスコアも低空ではかなり悪化していました。(撮影地にもよりますが) 南中前後の4時間くらいで撮影するのが良いだろうと思います。なお1.3×クロップモードで撮影していますので、43の場合とほぼ同程度の画角になります。
  
■係より
Sh2-278はオリオン座の一等星リゲルの上(北)に広がる赤い散光星雲です。このエリアは魔女の横顔星雲やSh2-245といった星雲や分子雲が周囲に大きく広がっています。この作品は、Sh2-278と青白い分子雲とが階調豊かに表現され、画像処理も上等で素晴らしい作品に仕上がりました。ピントも申し分ないです。またのご投稿、お待ちしております。

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