« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020年6月

2020年6月 8日 (月)

雪山に沈むオリオン座とバラ星雲。

東京都八王子市の関原謙介様より、星景作品を二題お送りいただきましたのでご紹介します。
 
Photo_20200608083401
●甲斐駒ケ岳と沈むオリオン
2020年2月18~19日 Tamron SP 70-200mm f2.8 Di VC USD G2 焦点距離70mm 絞りF4 ニコン D810A ISO2200 星画像30秒露出×108枚 総露出54分 SWAT-350V-specによるノータッチ追尾撮影 地上画像 30秒露出×6枚 PixInsight, PhotoshopCS6で画像処理 画像は2月19日0時59分17秒の星空を再現 撮影地 山梨県韮崎市
 
Photo_20200608083402
●南アルプス鋸岳の山稜に沈むバラ星雲
2020年3月14日 Tamron SP 70-200mm f2.8 Di VC USD G2 焦点距離70mm 絞り開放 ケンコー スターリーナイトフィルター使用 ニコン D810A 星画像40秒露出(ISO3200)×12枚+30秒露光(ISO1600)×23枚 総露出19.5分 SWAT-350V-specによるノータッチ追尾撮影 地上画像 30秒露出×6枚を合成 PixInsight、PhotoshopCS6で画像処理 撮影地 山梨県韮崎市
 
■コメント
ふたつとも本年2月と3月に撮影したものです。コロナでの自粛で新しい撮影ができず若干季節外れですが紹介させていただきます。私は以前から山岳写真にも興味がありましたので、山と星を組み合わせた山岳星景写真を目指そうと思い立ち、とりあえず、手近な南アルプスを対象に写して見たのがこの2枚です。手法は高精細の星画像をSWATを用いた追尾撮影で撮り、SWATをオフにして固定で撮った地上風景と重ねる、いわゆる追尾・固定撮影法です。やってみると意外と難しく、山岳部分の山の斜面がきれいに描出できない、無理に明度を上げると不自然さが強調されるなど、色々問題が出てきました。今回の2例は最初の試みということで、あまりあら探しをせず、このあたり大目に見ていただきたくお願いします。なお、レンズはTamron SP 70-200mm f2.8 Di VC を70mmで使っています。
 
■係より
コロナ自粛で撮影にも出かけづらい状況ですが、それ以前に撮影された星景作品2題です。星と地上のどちらも流れないように、追尾撮影した星画像に固定撮影した地上を画像処理ソフトで合成してます。この手の作品は最近よく目にするようになりました。当初は違和感がありましたが、頻繁に見ているうちに慣れて、これもなかなかいいのではないかと思うようになってきました。さて、作品は雪山の稜線に沈むオリオン座とバラ星雲です。安定した撮影と画像処理で美しく仕上げています。季節的にはさそり座あたりが旬ですが、この時局、撮影にも出かけられません。蔵出し画像も大歓迎です。いよいよ梅雨入り間近となりました。梅雨明け後はコロナも落ち着いて、安心して撮影に行けるといいですね。ご投稿、ありがとうございました。ぜひまたお送りください。

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »