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2020年10月 5日 (月)

M31アンドロメダ銀河。

愛媛県にお住まいの山田浩之様より、秋の代表的な巨大銀河「M31アンドロメダ銀河」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 
200928rs
●M31アンドロメダ銀河
2020年9月28日3時42分~ ビクセン FL55SS+フラットナー 焦点距離 312mm F5.7 ニコン D7200(フィルター換装)1.3×クロップモード ISO3200 露出240秒×14枚コンポジット SWAT-310V-spec+PHD2オートガイド RSacker, RawTherapee, DSS, ImageMagick(2x2binning), AfPhoto, CNX2等で画像処理 撮影地 愛媛県砥部町
 
■コメント
撮影日は終夜10m超の風が吹いており、ガイドグラフが跳ねてドリフトでの調整に難儀しました。撮影開始まで予想外に時間を浪費してしまったため、段階露光を断念し適正露出より1EV程度アンダーで撮影しました。いつも使っているdcrawは非線形の処理がほとんど入らないため、飽和箇所の対処が困難なのでRawTherapeeで現像し、後工程で暈しを入れてごまかしました。よく見ると少し怪しいところがあります。銀河が少し湾曲しているため、北を上にすると立体感が損なわれるため、意図して北が右の横構図にしました。
 
■係より
ビクセンの55mmフローライト鏡筒による作品です。50mmクラスのアポクロマート屈折は数社から発売されていますが、どれも高性能で、FL55SSも素晴らしくシャープな星像です。この作品はクロップモードで撮影することで、周辺部をカットしてますので、周辺まで充分シャープな星像を確保できました。M31アンドロメダ銀河は明るくて巨大なため、焦点距離が短くても大迫力で写せる唯一の系外銀河です。ポータブル赤道儀でも気軽に狙えますね。秋の長雨も終わって、これからは天候に期待できそうです。ぜひ、またお送りください。よろしくお願いします。

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