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2024年5月

2024年5月27日 (月)

おおぐま座とこぐま座。

鳥取県にお住まいのHN様より、大山で撮った北天の星座をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
2024525s
●おおぐま座とこぐま座
2024年5月25日 キヤノン EF 17-40mm F4ズームレンズ 19mm 絞り開放 キヤノン EOS 6D HKIR改 ケンコー PRO SOFTON-A(W)フィルター 露出300秒 SWAT-200による自動ガイド(恒星時) ステライメージVer.9とPhotoshop2024で画像処理 撮影地 鳥取県奥大山エバーランド
 
■コメント
このところ、天候の悪さと、私のスケジュール的なものもあり、なかなか撮影が出来ませんでした。5月25日に、鳥取県の奥大山エバーランドに行って、何ちゃって撮影を行いました。月が昇ってくることや、近くの建物から煌々と光が出ている状態でしたので、予定していた状態では撮ることが出来ませんでした。また、持っているレンズがボロい物ばかりで、あまり良い写真は撮れていません。
大熊座と小熊座(本当は、大山の南壁も写ると思ったのですが、ダメでした。)を撮りました。真ん中下の方に流星らしき物が写っています。ものすごくゆっくりした動きでした。最初は明るい星の様に見えておりましたが、じわっと消えていきました。停止流星に近いものでしょうか。また、点滅人工衛星の様に、ピカッと光って、かなり移動した場所で、また光ると言うことを繰り返す物体が何回か見えました。これって何なのでしょうかね?とても飛行機とは思えませんが。
 
■係より
初投稿、どうもありがとうございます。SWAT-200(2017年生産終了)による広角レンズでの作例となります。ソフトフィルターを併用して適度に星像が滲むことで輝星が強調され、北斗七星やおおぐま座、こぐま座、りゅう座などの形がよくわかります。流星のように写ったのは人工衛星かもしれないですね。衛星の反射面がゆっくり回転して明るさが変化したのかもしれません。(確かではないです)今回19mmでの撮影ですが、この画角ですと夏の天の川にちょうどよさそうですね。ぜひまたお気軽にお送りください。お待ちしております。
 
2024525swat2001
HN様の撮影機材。生産終了になって久しい限定仕様のSWAT-200オレンジカラーです。

2024年5月17日 (金)

バンビの横顔付近。

プロ天体写真家の成澤広幸様からニコンZ8で撮影した「バンビの横顔付近」をお送りいただきましたので、ご紹介します。
 
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●バンビの横顔付近
ニコン NIKKOR Z135mm F1.8S Plena 絞りF4 ニコン Z8 ISO1600 露出60秒×20枚(ダーク・フラットなし ) ステライメージ9/Photoshop cc/NIK Collection SWAT-350による自動追尾

 
■コメント
私は一晩でいろいろな撮影をするので、ひとつの機材に対してじっくり時間をかけるということがなかなか難しいです。あと何分しかない! みたいな時間にシビアな時でも、SWATはサクッと設置できてしかも堅牢なので、スピーディな撮影を求められるときにはものすごく重宝しています。この作例も、天体写真的には「20枚しか撮れなかった」ですが、私からするとSWATのおかげで「20枚も撮れた!」という印象です。ガイドエラーもなく20枚全部使えました。
 
■係より
SWAT-350は追尾精度が異様に高く、その剛性と相まって、プロや上級アマチュアの皆様からも高い評価をいただいております。成澤様のように天文誌に連載を持つプロ天体写真家は一晩にいくつかの天体を失敗なく撮影しなければならず、しかも非常に高い効率が求められます。サッと組み上がる撮影システム、しかもオートガイドの手間を掛けずに短時間で高品質な元画像を大量に得ることがなにより大切です。SWAT-350はそんなプロや上級アマチュアの皆様にも大いに支持されてます。
そんな使い方で撮影されたのが、今回の天の川の中心に近い「バンビの横顔付近」。入り組んだ暗黒帯にM天体が華を添えて、美しい作品となっています。下に画像処理前の撮って出し画像も掲載します。
 
Photo_20240517171901
撮って出し元画像。レンズの素性の良さがわかります。

2024年5月12日 (日)

北天分子雲。

神奈川県川崎市にお住まいのyuki様よりSWAT-350V-specに2台の光学系を同架して撮影した北天分子雲をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
Redcat51_1920s
135apo_2024_5_1920s
●北天分子雲
2024年3月8日〜10日 (上)William Optics REDCAT 51 焦点距離250mm F4.9 キヤノン EOS R(SEO-SP5Ⅱ) ISO3200 IDAS HEUIB-Ⅱフィルター (下)Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 焦点距離135mm F2.2 キヤノン EOS R(SEO-SP5Ⅱ) ISO800 (共通)露出120秒 総露出時間 8時間 SWAT-350 V-spec M-GEN3で1軸オートガイド&カメラ2台をシャッター制御 PixInsightで画像処理 撮影地 静岡県富士宮市
 
■コメント
カメラ2台の同架にもようやく慣れてきましたので、久しぶりに作例を投稿させていただきます。作例のほうは構図ミスや手動子午線反転後の導入ミスが重なり大幅にトリミングしています。同架により明らかに風に弱くなり極軸微動ユニット辺りの剛性不足を感じていましたが、そこに先日発売が開始された極軸微動ユニット2。これ、とても魅力的ですね。いずれは導入したいと思います。いつもは、REDCAT51とASKARのACL200で撮影を行っていますが、訳あってACL200は返品処理で納入待ちの状態となっています。
 
■係より
久しぶりにご投稿いただきまして誠にありがとうございます。SWATに2台の光学系とカメラを搭載して、M81・M82付近の分子雲を8時間の総露出で見事に浮かび上がらせました。同架した2台のカメラのシャッターを同じタイミングでコントロールしてブレを抑えています。画像処理も上等です。小さな銀河がたくさん写っていて星図と見比べるのも楽しそうですね。最近、ご投稿が減っております。ぜひまたお気軽にお送りください。よろしくお願いします。
 
Img_20240504_164307_rs
煩雑になりがちなケーブルをカバーでまとめてスッキリした外観です。2台同架でもかなり使いやすそうなシステムになっています。

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