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2024年10月

2024年10月26日 (土)

八ヶ岳山麓での紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)

千葉県流山市にお住まいの中川様より10月21日に撮影した「紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 )」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)
2024年10月21日18時半頃~ シグマ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
焦点距離90mm 絞り開放 ニコン D810A ISO400 露出60秒×8枚 SWAT-350V-specノータッチ追尾 DeepSkyStacker、Photoshopで画像処理 撮影地 長野県諏訪郡富士見町
 
■コメント
19日の土曜に山梨で用があり、その夜から月曜にかけて撮影するつもりでしたが、初日は天候に恵まれず断念。翌日より星仲間の友人と合流し、長野県内に移動して撮影地へ。ロケーションは抜群に良かったのですが、肝心の西の空には雲が大きく広がっています。機材セッティングを終えて、暗くなるのを待っていると、地元の方が5、6人いらっしゃったのですが、あまりの雲の多さに早々に諦めて帰り支度をされてるようでした。このとき友人が彗星を見つけました。「見つけた!」って叫んだつもりなんですが、私が彗星を捕まえようとしてる間に地元の皆さんは帰ってしまったようです。この日は雲の合間から時折姿を見せるだけで、撮れ高はイマイチにも届かないイマ3くらい。翌21日(月)の天気回復にかけます。わざわざ会社を休んでいるので、これで撮れなかったらがっかりです。月曜の朝は雲ひとつなく素晴らしい快晴です。昼過ぎに候補地のいずれかに行くのを決めることにして、それまでは諏訪の温泉でまったり過ごします。GPVやひまわりの衛星画像を駆使して候補地を八ヶ岳山麓に決定し、早々に向かいました。途中、空を見上げると雲が増えていて多少不安がよぎりましたが、撮影地に到着する頃には絶好の快晴になってました。明るいうちにセッティング終え彗星の登場を待ちます。またまた友人が発見してくれて、地平線近くの雲の中に入ってしまうまで、好条件で撮影できたのが上の画像です。
 
■係より
雲に邪魔されて泣き笑いあり、おまけに温泉付きの楽しい甲信の旅で、会社を休んだ甲斐があったということでしょう。お送りいただいた画像はシグマの旧タイプ70-200F2.8ズームですが、なかなかシャープな星像でまだまだ充分に現役で使えそうです。彗星の長い尾とアンチテイルもナチュラルに表現されて、美しい仕上がりになってます。彗星を見つけるのが得意な星仲間がいるようでなによりでした。(笑) またよい写真が撮れたらぜひお送りください。ご投稿ありがとうございました。

2024年10月24日 (木)

シグマ 105mm Artでの紫金山・アトラス彗星

神奈川県川崎市にお住まいの原田裕美様より、話題の紫金山・アトラス彗星を2題お送りいただきました。早速ご紹介します。
 
105mm
●105mmでの紫金山・アトラス彗星
2024年10月20日 18時33分~ キヤノン EOS6D(SEO-SP5) シグマ 105mm F1.4 Art 絞りF2 ISO1600 10秒露出×30枚 SWAT-350にてノータッチ追尾 Siril、Photoshop Elements、ステライメージ8で画像処理 撮影地 山梨県北斗市
 
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●甲斐駒ヶ岳上空の紫金山・アトラス彗星
2024年10月20日 18時22分 キヤノン EF24-70 f2.8LⅡUSM 35mm F2.8 キヤノン EOS Ra  ISO1600 露出10秒 固定撮影 Photoshop Elementsで画像処理 撮影地 山梨県北斗市
 
■コメント
ご無沙汰しております。肉眼彗星になった紫金山・アトラス彗星ですが、都市部からの見え具合はどこか埃っぽい感じで、物足らない思いをしていました。10月20日、前日の雨できれいになった大気の中、八ヶ岳南麓でようやくすっきりした姿を見ることができました。暗くなったとはいえ肉眼で尾も確認でき、10×42の双眼鏡の視野いっぱいに伸びた尾を堪能しました。6時前から8時近くまで見ることができましたが、薄明、月明、雲と撮影好適時間は少なかった感じがします。105mmの画像の処理に試行錯誤をして時間がかかり、そのため投稿が遅くなってしまいました。尾の内部の構造が出せないか色々試してみましたが、思うようにはなりませんでした。またアンチテイルの南側(下側)に広がったものがある感じがするのですが、描出できず画像処理のスキルの無さを痛感しました。撮影時、観望に来た家族連れの方に双眼鏡を覗いてもらったりして楽しい時間を過ごしました。
 
■係より
話題の紫金山・アトラス彗星の作品が続々と届いております。嬉しい悲鳴です。原田さんもシグマの神レンズ「105mm F1.4 Art」による作品をお送りくださいました。このレンズはものすごく星像がシャープで生産終了が本当に惜しいです。シュミットカメラ並みの明るさとシャープさ。作例の星像も全面鋭く、彗星もコントラストよく写っています。アンチテイルも見事に描出されてます。下の作品は固定ですが、左に天の川が写っています。あまり意識してませんでしたが、意外と天の川が近かったんですね。このたびはご投稿ありがとございました。よい写真が撮れたら、ぜひまたお気軽にお送りください。

2024年10月23日 (水)

富津岬での紫金山・アトラス彗星

千葉県にお住まいの黒田健一様より、話題の「紫金山・アトラス彗星」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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●紫金山・アトラス彗星
2024年10月13日18時05分(現地時間) シグマ 40mm F1.4 ニコンD800E ISO640 露出2.5秒 f2.2 0.7ev 固定撮影 Photoshop、Nik Collectionで画像処理 撮影地 千葉県富津岬

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●紫金山・アトラス彗星
2024年10月20日18時20分~18時30分(現地時間) BORG 55FL+レデューサー7880 200mm F3.6 ニコンD810A ISO2500 Comet BP Filter 露出15秒×24枚コンポジット SWAT-350にてノータッチ追尾 Deep Sky Stacker、Photoshop、Nik Collectionで画像処理(トリミングあり) 撮影地 千葉県富津岬
 
■コメント
ご無沙汰しております。ドイツ駐在から帰国してちょうど2年となりました。フランクフルトで撮影したネオワイズ彗星に続いて、今回は千葉で撮影した紫金山・アトラス彗星をご報告させていただきます。
10月12日に地球に最接近した紫金山・アトラス彗星。天候が回復した翌日の10月13日に、西の空がひらけている千葉県の富津岬に行ってきました。日没直後はなかなか見つからず焦りましたが、地平線に沈む前に捉えることができました。東京湾と横須賀の夜景とのコラボレーション(写真上)です。そして、高度が高くなった10月20日に再び富津岬へ。今回は、彗星のクローズアップを狙います。そして、その成果がこの写真(写真下)。アンチテイルまではっきり写っていました。天気予報を見てさっと出かけられるSWAT-350の機動力には本当に助かってます。これからも末長く使わせていただきます。
 
■係より
ネオワイス彗星以来4年ぶりに今話題の「紫金山・アトラス彗星」ご投稿いただきました。薄明の中でも大彗星の勇姿を見せてくれた紫金山アトラス彗星を房総半島の富津岬から東京湾越しに撮影したものです。対岸の横浜と横須賀の街明かりがアクセントになっていい雰囲気を醸し出しています。下の写真は20日に撮影した焦点距離200mmのボーグ55FL+レデューサーでの拡大です。アンチテイルがバッチリ写ってます。露出もたっぷりなので恒星の数も凄いですね。このたびはご投稿ありがとうございました。よい写真が撮れたら、またお気軽にお送りください。
 
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夕暮れの富津岬。

2024年10月14日 (月)

南房総での紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)

千葉県流山市にお住まいの中川様より10月13日に撮影した今話題の「紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3 )」をお送りいただきましたのでご紹介します。
 
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紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)
2024年10月13日18時頃 シグマ APO 120-300mm F2.8 EX DG OS HSM
焦点距離300mm 絞り開放 ニコン D7500 ISO12500 露出10秒×20枚 SWAT-350V-specノータッチ追尾 DeepSkyStackerで画像処理 撮影地 千葉県南房総市
 
■コメント
当日の昼頃、房総半島のみ環境が良さそうだったので出撃。ロケハンも兼ねてまずは九十九谷へ。残念ながら開けているのは、南だけでしたが南を撮影するには良さそうです。薄明中の撮影で光害もあまり影響しないため、 海岸沿いを南下し適当な撮影地を探します。結局、岩井海岸のパーキングがしっかりとした地面で良さそうなので、ここに決定。お昼よりもロケハンを優先したので、近くのコンビニでお弁当購入。日の入りを待ちます。日没前に機材をセットしていると、同じように三脚をセットし始める方が3名。夕日を撮影するのかなあと思っていたら夕日が沈んでもそのまま待ってます。そこでお声掛けすると、3名とも彗星狙いとの事でした。皆さん、どんなセッティングで撮るんですか?とお聞きしてもどなたも薄明の中の彗星を取った事はなく。私も日没後の夕焼けの空をいろいろ試しながら撮影してみます。17時半ごろそろそろ見えるんじゃないかと全員目を凝らしていますが全く見えません。水平線近くは雲で覆われこれはダメじゃないかと諦めかけた18時頃、1番若い方があのうっすらとした影って違いますか? いや、老眼ってだめですね😁 そこからは水平線に消えるまで、とにかくモニターで確認しながら設定を変えて撮影しまくります。水平線の雲の中でも撮影はできたんですが、やはりぼやけていました。なお、赤道儀なしでD810Aも200ミリで定点で撮影しようとしたんですが、写っておらず。自宅に帰って、カメラをメンテしているときに、AFオンのままに気づきました😭
 
■係より
300mm望遠で捕らえた紫金山・アトラス彗星です。まだ低空で条件がよくありませんが、これから太陽から離れてどんどん撮影しやすくなります。このままの姿を保ってくれたら、来週あたりにはものすごい写真が撮れそうですね。
ご投稿くださり、ありがとうございました。まだまだ楽しめそうなので、この先も追ってみてください。よろしくお願いします。

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